白の塔44階 攻略
2021年 2月6日。
「オセロニアンの祭典 5th Anniversary」にて、オセロニア界を震撼させるある出来事があった。
「オセロニアQ 9問目 1269人不正解」
失礼、間違えました。
白の塔、遂に階層追加!!!!!!
当日、かなり大興奮していた記憶がある。
「ついに来たか………」と、当日中に
Mirrativで約5時間白の塔の配信をする など完全にハイになっていた。
・はじめに
タイトルにもあるように、今回は2021.2/6に追加された階層の中で、44階層を攻略するデッキや立ち回りを紹介していく。 第1回なのに。
「なんで中途半端なところからなの???」
「41階とか35階が見たいんだけど」
などといった声が聞こえてくる。
実は執筆当時(2021年3/18)、 白の塔#38をそこそこ進めてしまっているのだ。現在44階。
………と、いうことでスクリーンショットの掲載や駒・盤面の紹介を事細かに出来るのが44階からなのである。 許してほしい。
・ステージ情報
まずは重要なコストの増減。
44階は闘化忍竜が東方印なので±0のコスト10、全体2ターン小火炎の闘化ザガードバイスがコスト10、さらには進化織田信長と闘化エンキといった、絶望決戦のデバフ駒がコスト15とかなりお得に編成できる。
まるで
「物理高火力がくるからデバフで凌いで火炎で飛ばしてね^^」
と言わんばかり。
コストダウンとなる闘士、導師、術士にも優秀な火炎駒が勢揃いである。
・盤面
1ステージ目はこんな感じ。
受けの硬ぇ〜コンバートである。しかもなんでHPデフォでこんなにあるんだよ。
フォースの駒は相手が黒番なので初手で置かれる。
ちなみに、最小手駒ロックを繰り出すと、なんと竜鱗のオーラを釣ることができる。
あれ………???
そう、このステージ、竜鱗のエフェクトが初期からぐるぐるHPバーを回って"""圧"""をかけているが、
呪いさえかけなければ吸収と毒は通るのである。釣る必要すらない。
そして、試合を通じて吸収コンバートのステージ専用駒やデバフとフォースのステージ専用駒がローテーションで飛んでくる。
↑標準搭載のコンバートの例
相手のHPが減るほど盤面のバフ駒によってコンバートの火力が上昇していくのでじわじわと削るような長期戦はかなり厳しいだろう。
そして続く2ステージ目。
なんだこれは。
さっきより高い、高すぎるHPに加えて、
「スキルが弱くなったから4枚置こーっと♪」とまるで
開発チームの童女の乱心が如く配置された1面とほぼ同じ石像×4。
そして1面とほとんど変わらない殺意。
「童女の乱心」は1面よりさらに多くなったHPとシナジーを発揮し、中途半端に削ろうものなら中途半端に耐え、そして変わらない殺意に「童女の乱心」を乗せて消し飛ばしてくる。
そして1面のデバフほどではないにしろ、3ターンATKを半減し400回復してくるミアズマも繰り出してくる。
・攻略デッキ
まずは実際の攻略デッキを載せてしまおう。
ブラウザバックしないで欲しい。
たしかに、たしかにこんな 「イタリアンの鬼才とフレンチの巨匠と和食の達人が厨房で作り上げた失敗作」
みたいなデッキを【白の塔 44階 攻略】と調べて出されたらきびすを返してしまいたくはなる。
だが少し待って欲しい。おねがい。
いまにもオセロニアQの9問目が終わった時のように「ねりため4ね」などと言われてしまいそうなのでさっさと解説してしまおうと思う。
まずはデッキの駒の役割から話していく。
1.アルイーナル
今回のリーダー。
1面で吸収コンバートと毒コンバートである緋智、2面でミアズマが飛んでくるのでその対処、また後述のジリアンやハロウィン・オーなどの発動条件を満たす。
2.ハロウィン・オー、ジリアン、オルロ・ソルシエ
バフ要員。オーはコンボ貫通、ジリアンは捕食導線によって1面フォースの貫通、HPが全快に近い状態での1面フィニッシュやその場しのぎの延命をそれぞれこなせるようになる。
オルロは、「童女の乱心」や1面石像のバフの上昇による死を避けるためにワンショットキルの都合がいいので、採用。この役割をオーとジリアンでも担う。
3.フィニッシャー
幼女2人。
単純に1面にて99%デバフが来るのでフィニッシャーとして鼓舞スキルをもつメイを採用、1面でデバフ駒をひっくり返せたときやデバフの少ない2面での決定力、コンボ、HPなどデバフ駒さえ返せば全てが強いフェリヤを採用。
というか竜単縛りのほぼ全てのデッキに入ってくる。ほんとに強すぎるこの駒。
4.火炎駒たち
このデッキを食べログ:無理にしてしまった元凶。
だが思い出してほしい。
そもそもこのステージの事をなんと述べただろう。
「物理高火力がくるからデバフで凌いで火炎で飛ばしてね^^」 である。
ならば火炎は普通に「刺さる」ギミックなのだ。
開発チームの想定では火炎でクリアするステージなのだ。
………と暴論を並べて搭載しているように見える。が。
火炎駒ゆえの高HP、ミューニ→ザガードバイスのコンボが無視できない高火力である点、ミューニのコンボは1.8倍バフ、コストはなんと-3の闘士印。
そしてザガードバイスはステージ補正でコストが10になる。
全体2ターン火炎小、HP2498の駒がコスト10である。
このステージで同コストになるランドゥールもびっくりである。
びっくり
よって火炎2枚の採用に踏み切ったのだ。
5.A駒たち。
バフオーラのランドタイラント、コストダウンになっているマーリン※の採用はワンショットキルを目指すこのデッキならば堅いだろう。
(※七つの大罪コラボ駒、クリスマスイモードラのスキルにサマー・アルンのコンボを持つ)
そして、アルイーナルリーダーである以上やはり捕食を採用したい。しかし1面でフォースに阻まれることを考えると、ここで採用したいのは貫通捕食スキルになる。
よって選出されたのが、
ガランとブライダル・アメリア (通称嫁リア)である。
とくに嫁リアはコンボも捕食なので急な延命も可能と全てが揃っている。あとかわいい。
ガランは貫通捕食内では破格の捕食量なので採用。
このふたりともコストダウンである。
残り4枠は、正直言って好きにいじれる場所である。ただ相手がコンバートというギミックなので
威圧スキルをもつフィグとフェルナンドを採用。
また、初手で引く上振れでのスペックが常軌を逸するひな祭り・サカも採用した。(盤面的に初手で角に置きやすい。)
その他、いつでもワンショットキルに貢献するマーレアを採用。ちなみにワグマニスは間違えて駒バンクにぶち込んでしまっている。
基本的な立ち回りは、とにかくダメチャレみたいな盤面をつくってフィニッシャー2体で消し飛ばしつつ1面終了時には捕食もついでに狙うといった感じである。
・いざ実戦。
虚無。
回を重ねるごとに実感する、
圧倒的な、"""壁"""
削りきれない。回復は間に合わない。初手アルイーナルランタイマーリンフェリヤ。引けない2分の1(賭けに出るな)。
盤面を詰めても来ないフィニッシャー。フォースを忘れて鼓舞を出す(?)。
通常攻撃1000!!!…×10.26とかやめてよ。
………。
………………。
………………………。
………そして。
~~~開始から2時間後~~~
あ………
わりとデカい声で
よっしゃー!!!!!!って声が出た。
………ね?勝てたでしょ?(瀕死)
消費体力10なせいで2時間以上白の塔やってるのに星のかけらで体力回復しなかったよ………。
決まり手は我らが嫁リアの3枚返しコンボ。
もし相手を飛ばせなければ童女の乱心によってこちらの首が飛んでいたのでケーキ入刀より緊張してそうだった。
・進行とそのコツ
1面はF6から進行して、F2とF6のダブルコンボを主体に長大なコンボ導線を組めるように盤面を進行させて行き、搭載している自分のバフ駒が引けることと相手が進行にハマってくれるのと適切なタイミングでフィニッシャーが引けることを祈る。
2面は正直運。運だよ。
初手どこにくるか。わざわざ詰められにくるか。
頑張って相手をパスにするとおのずと導線が開くのでただ、祈る。
コツは常に神様を信じることである。
・ほんとに攻略を求めてきた方へ
44階層はコスト増減的には火炎が有効なのだが、ステージ情報の項で述べた通り、呪い0個ならばカット率0%の逆鱗なので、吸収デッキなどで高HPを割合吸収すると勝てる。また、ルキア等の最小ロックでも逆鱗オーラを容易に釣ることができるので、呪いで攻めきるプランもありだ。
・最後に
このステージは殴りで勝つステージではない。
ただ、このブログを読んでくれた人がイカれたデッキ(失礼)でこの階層に臨んで、白の塔というコンテンツにもっと楽しさを見出してくれるとうれしく思う。